【株式会社メディアハウスホールディングス】「HRogチャート」「HRogマップ」をHR事業全体に導入、自社にないデータを補完し提案品質を向上

企業名
株式会社メディアハウスホールディングス
https://www.mediahouse.co.jp/

(右)株式会社メディアハウスホールディングス
HR Tech SBU HR第2事業部 トータルプランニング部 部長
松本 久 様

(左)株式会社フロッグ
執行役員 営業統括
水野 純

メディアハウスホールディングスは、「全国の中小企業を元気にする」をミッションに、人材採用支援やWebマーケティング、ブライダルプロモーション、広告制作、自社オリジナルサービスなど多数の事業を展開し、クライアントの経営課題にトータルで応えるソリューションカンパニー。

同社では主要取扱媒体以外のデータを補完し、採用市場全体を可視化するために「HRogチャート」「HRogマップ」を2016年に導入。時給相場を的確に把握できるようになった結果、提案の質向上を実現しています。

今回は、導入背景と具体的な活用法、営業担当・水野とのコミュニケーションについて、松本様にお話を伺いました。

「採用市場全体を捉えたデータがほしい」というお客様の声に応えるべくHRogサービスを導入

——HRogチャートを導入した当時、どんな課題がありましたか?

松本様「当社がHRogチャート・HRogマップを導入したのは2016年。私たちは当時から主要取扱媒体をベースにした市場データはすぐに取得できるものの、他の大手求人媒体のデータは手元にない状況でした。

一方、お客様は複数の媒体に求人を出しているため、『広い視点で自社の採用状況を把握して戦略立案に活かしたい』という声が増えていました。そうしたお客様のニーズに応えるため、複数媒体をまたいでデータを取得できるHRogサービスの導入を検討し始めたのです」

マーケット相場をスピーディーに可視化、新たな価値を提供できるように

——現在、HRogチャートやHRogマップをどのような場面で活用していますか?

松本様「主にお客様への提案資料を作成する際に、募集エリア周辺の平均時給といったマーケットデータの抽出に活用しています。たとえば新店オープン時、出店エリアの半径5km圏内の採用競合の時給データをまとめてほしいというご依頼があったときには、特定エリアの求人を検索できるHRogマップを重宝していますね」

——HRogサービスを活用しているチーム体制を教えてください。

松本様「当社は東京のほかに札幌・名古屋・大阪・福岡にオフィスがありますが、すべてのオフィスの営業担当約100人全員が、何らかの形でHRogサービスを活用しています。導入当初は大手企業を担当する営業チームを中心に利用していましたが、その後徐々にHRogサービスの利用価値がHR事業全体に浸透していき、地方エリアや中小企業を担当するチームでも利用が広がっていきました」

——HRogサービスを浸透させるために、社内研修などは行いましたか?

松本様「いいえ、簡単な導入説明を行う以外に特別なレクチャーの時間は設けていません。HRogサービスは直感的に操作できるので、浸透のハードルが低い点もありがたいです」

——HRogサービスの活用によって成果を得られたエピソードはありますか?

松本様「ある大手飲食チェーン店の新店オープンをご支援したときに、HRogマップを用いて競合店舗の時給データを可視化し、戦略立案に活用しました。調査ボリュームを考えると、HRogサービスを導入していなければ施策の実現は難しく、まさに貴社の存在があったからこそ価値提供できた事例です」

「社内のように頼れる存在」営業担当・水野との信頼関係

——弊社営業担当・水野に対してどんな印象を抱いていますか?

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松本様「水野さんとはまだ2年足らずのお付き合いですが、すでに『社外にいるけれど、社内の人』のように頼れる存在です。

月1回の定例ミーティングでは、一般的な営業にありがちな契約更新やアップセルの話はほとんどなく、業界全体の動きや大手人材企業の動向、各求人媒体の掲載件数の変動といった業界トレンドの共有がメイン。参考になる話ばかりでありがたいのですが、あまりにも商売っ気がなさすぎて、私たちのほうが心配になるくらいです(笑)」

水野「僕自身も過去はバリバリの営業畑にいましたが、今は当社全体で『お客様にGIVEをすること』を大切にしています。日々の情報提供を通じて信頼関係を築けたらと思って動いているので、こうしたお声をいただけるのはとても嬉しいです」

松本様「そうですね。ここまでのGIVEは、他の取引企業さんとのコミュニケーションでもあまり経験したことがありません。

そういえば、この間、HRogサービスの取引関連で追加予算を申請しました。本来、こうした申請は社内調整の手間も多いので、なるべく避けたいところではあるんです。

でも『水野さんにはいつもよくしてもらっているから』と思って、頑張って予算を取りに行きました。自分がそう動こうと思えたのは、普段から水野さんに支えてもらっている実感があるからこそですね」

——実際の運用サポート面で、印象に残っているエピソードを教えて下さい。

松本様「以前、データについてかなり複雑な問い合わせをしたことがあったのですが、1~2週間ほどでデータ取得の仕組み自体を調整し、要望に応えてくれました。たった1社の問い合わせのためにそこまで動いてくれる姿勢に驚きましたし、改めて信頼できる企業だと感じました」

データ量と安定的な稼働、精度の高さが営業現場での「使いやすさ」につながる

——改めて、HRogサービスの魅力はどんな点にあると思いますか?

松本様「圧倒的なデータ量と、それをストレスなく扱えるシステムの安定性が魅力です。通常、データが多いほど集計や抽出に時間がかかるイメージがありますが、HRogサービスではそうした『重さ』をほとんど感じません。お客様から『明日までに調べてほしい』といった急な依頼が来ることもあるので、そうしたとき安心して使えるのは大きいですね」

水野「使い勝手の部分を評価いただきありがとうございます。実は数年前から、より多くのお客様がストレスを感じずにHRogサービスを利用できるように、サーバーやデータベースの改修を進めていました。今後もデータの価値はそのままに、より扱いやすくプロダクトを目指していきたいです」

松本様「また、個人的に感動したのがデータの精度です。他のサービスだと、クローリングで取得したデータが歯抜けになっていたり、抜け漏れが多い印象があるのですが、HRogのデータはきちんとデータが網羅されています」

——今後、HRogサービスに期待することはありますか?

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松本様「当社の競争力を上げるために、よりよいデータの活用法があったらぜひ共有いただきたいですね。現在は市場調査を中心に活用していますが、もっと色々な活用可能性を秘めていると思うので、データの価値をビジネスにつなげる新たな切り口を生み出していただけると嬉しいです」

水野「貴重なご意見ありがとうございます。弊社のプロダクトはお客様の声がきっかけで開発されることも非常に多いので、今後もパートナーとしてたくさんご要望をいただきつつ、一緒に新たな価値を生んでいければと思います」

■株式会社メディアハウスホールディングス( https://www.mediahouse.co.jp/
同社はIndeed認定パートナー制度において最高カテゴリとなる「Indeed認定プラチナムパートナー」に認定されているほか、Googleが主催する2024 Agency Excellence Awardsにおいて、日本で唯一、3部門での最優秀賞を受賞。 採用の知見とWeb広告、クリエイティブのノウハウを有するというHR領域の会社としてはユニークな強みも有しています。

・採用サイト制作・応募者管理システム「トルサク」: https://torusaku.net/
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