2024年4月度 ハローワーク利用状況レポートを発表しました

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分析用求人ビッグデータを提供する、株式会社フロッグ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:菊池 健生、以下「当社」)は、「2024年4月度 ハローワーク利用状況レポート」を発表しました。

※本調査は、当社が収集している全ての求人サイトに掲載されている求人情報を収集・集計しました。

〇概要
日本経済新聞「人手不足映せぬ政府統計 集計元ハローワークの利用減少」によると、ハローワークを利用した転職はこの10年で10ポイント以上減少したとあります。今回は、当社が収集している求人媒体の掲載情報を活用し、ハローワークの利用企業状況を分析しました。

〇ハローワーク出稿企業数の変化

〇ハローワーク出稿企業数

2019年と2023年においてハローワークに出稿した企業数を比較したところ、4年間で68,911社(10.6%)減少していました。

民間求人サイトのほか、ダイレクトリクルーティングなど様々な採用手法が活用される中、ハローワークに出稿する企業が減っている様子が伺えます。

〇ハローワーク以外の利用媒体

ハローワーク以外の利用媒体数

続いて、2019年にハローワークへ出稿した企業650,150社が、2023年にどの媒体で求人を出しているかを分析します。全体のうち、300,126社(46.1%)はどの媒体にも出稿していませんでした。

また、ハローワークを2023年も利用している企業数は、311,500社(47.9%)となりました。そのうち238,749社は他媒体にも出稿しており、8割近くの企業はハローワークと他媒体を並行して利用している様子が伺えます。

さらに、38,524社はハローワークに出稿せず、他媒体のみを利用していました。

ハローワーク以外の利用媒体割合

最後に、2019年にハローワークへ出稿した企業のうち、2023年は他媒体を利用している企業が、ハローワーク以外にどの媒体を使っているか調査しました。

媒体ごとの求人件数を割合で見てみると、タウンワークが1位にランクイン。次いでバイトル、バイトルPRO、求人アスコム、ヒバライ.comと続きました。

〇調査概要
当社が収集した求人媒体にて掲載の求人情報を抽出し、分析した。

<集計対象期間>
2019年1月7日~2023年12月25日

【求人ビッグデータについて】
2014年から求人サイトのクローリング取得を開始し、現在では日本全国150以上のサイトから40億件以上の求人ビッグデータを保有しています。人材業界でのマーケティング調査や営業リストのほか、採用担当者の採用市場分析などにもご利用いただいております。また、景気動向の参考データとして官公庁や報道機関でのご活用も増えています。日本の採用市場の動向を明らかにする次世代民間データとして、幅広い業界のお客様にご活用いただいております。

【会社概要】
商号: 株式会社フロッグ
事業内容:求人ビッグデータ事業
所在地: 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-18 アーバンスクエア神田ビル
設立: 2021年1月5日(株式会社ゴーリストより分社化)
資本金: 1,000万円
URL: https://hrog.co.jp
代表者: 菊池 健生

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