【株式会社ナウキャスト】フロッグの求人ビッグデータを活用し、機関投資家の投資判断を支援

企業名
株式会社ナウキャスト
https://nowcast.co.jp/

株式会社ナウキャストは、次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループにおいて、ビッグデータ解析事業を担っています。POSデータやクレジットカードなどの決済データをはじめとする「オルタナティブデータ」を扱うサービスを展開するほか、ビッグデータ解析による国内外250社以上の金融機関や、政府、海外ヘッジファンド等の資産運用および経済調査業務を支援しています。

同社とフロッグは、2023年6月より求人ビッグデータの活用において協業を開始しました。また2024年1月には、フロッグの求人ビッグデータを活用した賃金動向指数「HRog賃金Now」の提供を開始しています。

代表コメント

株式会社grooves WorkTechロゴ画像

株式会社ナウキャスト
代表取締役CEO 辻中 仁士 様

——HRogサービスに魅力を感じる点を教えてください。

「まずは何より、日本で最大の募集求人・賃金データを保有していることですね。法人番号とのひも付きもあり、他のデータとの組み合わせた分析が可能な点も大きな利点です。賃金上昇が継続するのか、持続的なデフレ脱却が可能かどうかが焦点となるマクロ分析の観点でも、重要な情報を提供してくれるサービスだと感じています」

——求人ビッグデータにどのような可能性を感じますか?

「TSMCの進出により、熊本県や九州エリアが強い賃金上昇になっています。また、企業ごとの待遇改善や求人活発化等があり、地域・企業によってその状況が異なります。今後はよりこうした地域、業種、企業ごとのミクロな分析を推進する余地があるのではないでしょうか」

——どのように求人ビッグデータを活用していきたいですか?

「実際に、フロッグの求人ビッグデータを活用した賃金動向指数サービス『HRog賃金Now』の提供を2024年1月より開始しました。同サービスは、公的統計と比較して高い頻度性と速報性を持っており、日本経済新聞『求人募集賃金2%増、物価の伸びに接近 給与増続く公算』にて取り上げられるなど注目いただいております。

現在は上記のように、金融機関や官公庁等に投資判断や政策判断としてデータを使っていただいています。今後はこうしたマクロ的な分析のみならず、特定の地域や企業に着目したミクロ的な分析が可能であることを活かして、地方自治体や不動産会社など、まちづくりに関連するデータ活用も推進していきたいです」

——今後のフロッグに期待することがあれば教えてください。

「今後も求人ビッグデータのリーディングカンパニーとして、品質の高いデータを集めて頂き、新しい活用方法や可能性の探索を一緒に推進できればと思っています!」

Contact

お見積もり依頼やデータに関するご質問・相談はこちらからお問い合わせください。