【株式会社ノーザンライツ】HRogマップの活用で時給調査工数の7割以上を削減
- 企業名
- 株式会社ノーザンライツ
- https://www.n-lights.com/
株式会社ノーザンライツはアルバイトの採用から定着、育成、戦力化までをワンストップでサポートする人材コンサルティング会社です。同社は社内でDXを推進する中、採用競合調査の工数削減のために「HRogマップ」を導入いただきました。「導入後は調査業務の工数の7割以上を削減できた」と話す田中様に、サービス導入の決め手や活用方法を伺いました。
お客様の声
株式会社ノーザンライツ
管理本部 管理部 システム管理室 兼 DX推進 テクニカルエキスパート
田中 克明 様
——HRogマップ導入の経緯を教えてください。
「数年前、弊社役員からの紹介で『HRogマップ』の存在を知りました。ただ、紹介された当初は『時給調査くらいならサービスを導入せずとも、自分の手で調べられるだろう』と考えていたこともあり、そこまで導入意欲は高くありませんでした。強いて言えば、お客様からの時給調査依頼が同じ時期に押し寄せてきたときは少し便利かもしれない、というくらいの温度感でしたね。
『HRogマップ』に本格的に興味を持ち始めたのは、社内で採用DX事業を開始したのがきっかけです。その際社内でもデジタル化すべき業務について検討した結果、時給調査に多くの時間を取られているという課題が見えてきました。特に最低賃金改定が行われる10月前後は、各社が賃金の見直しを図り給与相場が大きく変わるタイミング。その時期に調査ボリュームが大きく増えるので、ここを効率化することでさらに生産性が上がるのではないか、と思い導入を検討し始めました」
——導入前、他社のサービスとの比較検討は行いましたか?
「はい、社内のメンバーに時給調査に使えるサービスをいくつか教えてもらい、デモを試してみました。地図上に求人と給与をマッピングするサービスは他にもありますが、格納されているローデータは『HRogマップ』が一番綺麗で、信頼性が高いと感じましたね。また、他のサービスと比較して表示スピードが速いのも魅力でした。
『HRogマップ』は顧客を対応するメンバーが多く使います。だからこそデータの精度や表示速度など、メンバーがストレスなく利用できる点を重視して最終的に導入を決めました」
——「HRogリスト」「HRogチャート」など、HRogシリーズの他の製品と比較してHRogマップを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
「『HRogリスト』と『HRogチャート』のメリットは、営業リスト作成や幅広い切り口での市場調査など、複数の活用方法がある点だと思います。弊社では特に時給調査に特化したツールがほしかったこと、またお客様と一緒に画面を見ながら議論したかったこともあり、最も視覚的にわかりやすい『HRogマップ』を選びました」
——HRogマップをどのように活用していますか?
「弊社には東京オフィス・大阪オフィス合わせて営業メンバーが35名ほど、内勤の営業事務メンバーが25名ほどいます。そのメンバーにアカウントを解放し、出稿求人周辺の時給調査に活用しています。
弊社の顧客はチェーン展開をしている企業様が多く、時には複数エリアで新店舗が同時にオープンすることも。そんなときは週に100回ほど検索することもありますね。最近は従来の求人広告だけではなく、スキマバイトサービスを提案する機会も増えてきたので、そこに掲載する時給を決める際にも活用しています。
さらに求人広告の掲載後、応募が集まらない要因を探る際に『給与相場が周辺求人の平均よりも低いのでは?』という仮説を立てながら『HRogマップ』で調べることもありますよ。
また商業施設の住所を検索すると、簡単にその周辺エリアで競合の時給調査ができるのでよく使用しています。単純な距離ではそこまで近くなくても、知名度などの観点から競合になりうる店舗があれば抑えておきたいんですよね。導入前はまずどんな競合があるかを探すのが大変でしたが、HRogマップなら簡単にチェックできるのでとても助かっています」
HRogマップ
——社内でHRogマップの活用を促進するための取り組みは行いましたか?
「まずは社内研修で『HRogマップ』の使い方を一通り教えました。操作もわかりやすく使い勝手も良いので、メンバーの活用が進むのも早かったです。
また弊社の中には『リクオプ(HRソリューションズが提供するアルバイト・パート採用向けATS)』に触れたことがあるメンバーがいました。そのメンバーは導入前から『リクオプ』経由で『HRogマップ』を使っていたので、そのメンバーを中心に普及が進んでいった印象です」
——HRogマップ導入前後の変化を教えてください。
「『近くの住所を入れるだけ』というシンプルな操作で簡単に時給調査ができるため、少なくとも70~80%ほど作業時間を削減できています。中には90%近くまで削減できている人もいますね。『HRogマップ』では主要アルバイト媒体3サイトの平均時給を確認できるので、より偏りのない情報を得られるのも良いです」
——HRogマップの改善点があれば教えてください。
「現状、『HRogマップ』のローデータダウンロード機能では、取得可能な求人件数は1,000件までで、かつ新着上位の求人しか取れないという制約があります。私たちが知りたいのはそのエリアにおける市場感なので、そうしたものがより正確に読み取りやすいように、ダウンロードできる求人の内容が選べるとありがたいです。
また頻度としては少ないのですが、地方求人などでは5km圏内に求人がない、という場合もあります。検索範囲を10km圏内に広げられるオプション機能があるのは知っているのですが、都度課金といったイメージでもっと気軽に利用できるようになると嬉しいですね」