【国内大手物流会社】HRogチャートで周辺時給の推移を調査し、適正時給の設定に活用
物流会社Aでは、自動車や鉄道等を用いた輸送業のほか、倉庫業や建設業等の事業を展開しています。中でも倉庫事業を担う部署では、各拠点の人手を充足させるためのアルバイト採用に課題を感じていました。その後「HRogチャート」を活用し、周辺の給与や求人の内容を推移で把握したうえでの採用計画ができるようになりました。
お客様の声
——HRogチャート導入の経緯・当時の課題感を教えてください。
「倉庫事業を広げていく中で、各拠点における人手の充足が中長期的な目線で重要となってきます。特にアルバイトの採用では、時給などの条件が応募数や採用数に大きく影響するんですね。そのため、周辺の時給や求人内容の推移を把握した上で条件を決定したいと考えていました。現時点の情報は自社でも調査できますが、過去から現在までの推移で求人を分析できるところに魅力を感じ、HRogチャートを導入しました」
——HRogチャートをどのように活用していますか?
「HRogチャートから時給などの求人データを週1回抽出し、自社のデータベースに統合しています。データベース上ではエリアごとの周辺時給を閲覧できるように設定しており、各倉庫拠点の担当者はいつでもその情報を見れます。時給以外では、仕事内容で気になるキーワードを抽出したり、採用予定人数から類似の案件を調査したりしていますね。調査した内容は、時給の引き上げや派遣会社への給与交渉で参考にしています」
——HRogチャート導入前後で何か変化はありましたか?
「昨対比等で推移を分析し、季節要因による時給の変化を把握することが重要です。そのため、過去分のデータも調査可能な点にメリットを感じています。当社ではHRogチャートを2020年から導入しているのですが、自社のデータベースでこれまでの情報を蓄積しているため、そういった詳細な分析ができています。将来の給与水準を予測してみるのも面白いかもしれませんね」
——改善点があれば教えてください。
「日勤や夜勤などの時間帯によって時給が変化するので、シフトごと給与も細かく見れたら嬉しいです。また、職種についても『フォークリフト作業』などの細かい粒度で調査できると、分析の幅が広がりそうだと感じています」